老いるということ

いさおくんとうちの実家に結婚の挨拶に行きました。両親と祖母が出てきて、5人で話をしました。

いさおくんの家の苦しい事情を説明したところ、両親は予想以上に理解を示していました。その後、どこからそういう話題になったのかは憶えていませんが、母が
「父親の両親と暮らして、”老いる”ということがどういうことか見てきたので、私は老いる心の準備がそれなりにできている」と言いました。

と、そこまではよかったのですが、祖母が隣にいる場で、こんなことを話始めました・・・

母:「老いると言うことは、まず、”汚くなる”」
他の人:「・・・」
母:「それから、じゃまもの扱いされるようになる」
他の人:「・・・」
母:「そして、それに耐えないといけない」
他の人:「・・・・・・」

みんな、何と言っていいか分からず沈黙。
それって、普通に考えると、祖母に、「汚い、じゃま」って言ってることでしょ・・・。

母曰く、これだけ言えるくらい仲がいいということらしいですが、私といさおくんはびっくりです。ねたとしてはおもしろいけど。

もちろん、祖母がそれを聞いてどう思っているかは知るよしもありません。