「ソニーで出会う『世界遺産』展」@銀座ソニービル

  • 世界遺産の起源
    • エジプト、ヌビア遺跡内のアブ・シンベル神殿の4体のラムセス2世の像の耳の前には、上下に伸びる直線があるそうです。これは、1960年代にアスワンハイダムの建設が計画されたとき、アブ・シンベル神殿が水没するのを避けるために、ラムセス2世の像を含む神殿を適当な大きさで切って、遺跡を移動したためだそうです。世界60カ国の協力により、ラムセス2世の顔がお面のようにはがされ、他の部位も小さく分けられてトラックで運ばれていた映像は衝撃的でした。そして、このヌビア水没遺跡救済キャンペーンをきっかけに世界遺産の活動がはじまったそうです。
  • モン・サン・ミッシェル
    • モン・サン・ミッシェルと陸を結ぶ道路が建設されたことで、毎年、3センチずつ砂が堆積していたそうです。これを避けるため、道を橋に代える工事が行われているそうです。
    • モン・サン・ミッシェルの近くには、大昔から続くオムレツやさんがあるそうです。「プーラールおばさんのオムレツ」といって、30分かけてリズムよく卵を混ぜることで、ふわふわのオムレツができるそうです。おじさんが、巡礼者がいきなり来てもすぐに出せるようにとこのオムレツがつくられた、と、言っていたのにはちょっと笑いました。30分って長くない!?
  • イグアスの滝
    • 2006年に滝の水の大半が枯れたことが、2000年に大洪水になったことがあったそうです。イグアスの滝も地球の異常気象の脅威にさらされているとのことでした。