主よ、人の望みの喜びよ/バッハ

ディヌ・リパッティが、ブザンソンでのリサイタルで痛みに耐え、注射を何本もうちながら演奏した最後の曲がこの「主よ、人の望みの喜びよ」だったことを知って以来、ずっと弾きたいと思っていた曲です。何度聴いても静粛な気持ちになって落ち着きます。
彼はこのリサイタルでショパンのワルツを全曲弾く予定でしたが、痛みのため最後の曲が弾けず、アンコールでこの曲を弾いたそうです。

今日、早く帰ってどうしても弾きたかったのでネットで楽譜をダウンロードして弾いてみたけど、編曲がうちのリパッティのCDと違っているみたいでした。やっぱり全音のヘス編曲のを買おうかな。。。